VOICES
社員紹介
自分の発想を生かしたPB商品が、
身近なコンビニで手に取られるのが嬉しい
第2営業部第2グループ / 2016年入社/経済学部経済学科卒
市川 美咲
Ichikawa Misaki
学生時代は海外の貧困問題をテーマに、フィリピンで学校建設のボランティアに関わる。1年間、同国で留学も経験。コンビニでアルバイト経験があったことから身近だったプラスチック容器に興味を持ち、デンカポリマーに入社。最初に関わった仕事は、冷やし麺容器の市場調査。休日は動画を見て過ごすか、友人との交流を楽しむ。
大手コンビニエンスストア向けに、媒介となる商社をお客様として食品包装容器の営業を行っています。
お客様の要望を受ける形もあれば、こちらから提案する場合もあります。カタログ掲載のNB(ナショナルブランド)商品であれば在庫確認を行った上で提供できますが、PB(プライベートブランド)商品の場合は技術開発部や工場との連携が不可欠。一度でお客様の意に添ったものを作ることは難しく、営業もアイデア・発想力が問われますし、サンプルづくりを繰り返すことも度々。
納期前は焦ることもありますが、市場を開拓できたときの手応えは格別。入社2年目の後半、恵方巻シーズンに太巻きのハーフ2本入り容器の要望に応え、試作を重ねた末に大量納品に至りました。コンビニでお客様が容器を手に取る姿をみかけると、“ニーズに合致するものを提供できた”と思わず笑みがこぼれました。
当社は開発から生産・物流まで一貫して担っているので、コストメリットが出しやすく、小回りが利く点が強み。縦横に垣根がなく何でも相談しやすい、風通しの良さも当社の持ち味だと感じます。
今後も付加価値ある容器を市場に送り出せるよう、さらに提案力を磨くことで当社のシェア向上に貢献したいです。
化学とデザインの力で、新製品を生み出す
知的財産も担当し、若手が力を発揮できる組織へ
技術開発部 / 2016年入社/大学院総合化学研究科修了
鈴木 稜
Suzuki Ryo
大学院では有機と無機の複合研究として、骨の代替物をつくる生物・医学的研究に従事。また大学の授業で、教授助手のアルバイトも務める。化学的知識とデザインセンスの両方が生かせる組織で、多彩にいろいろ挑戦できる魅力を感じてデンカポリマーを志望。趣味はデザインで、休みの日はポスター制作や動画作成にも挑戦している。
最終面接で、当時の社長が私を見込んでくれたのか「将来は技術トップとなって活躍して欲しい」と言われたことで、その期待に応えたい気持ちになりました。
佐倉工場内にある技術開発部で、新製品開発に取り組んでいます。
印象に残っているのは、入社2年目でコンビニ用のレンジ麺容器を開発したこと。ラーメンとスープが入っている耐熱性容器で、レンジでチンして簡単に食べられるもの。それまでは蓋をU字に開けることで水蒸気を逃がしていましたが、長細いスリット状に1ミリ以下の孔をつけるマイクロスリット蓋を開発。微細孔により虫も入らず衛生的で安全とあって、市場からも大好評を得ました。
営業や企画とも喧々諤々話し合ったり、工場に孔開け技術を伝えて生産設備を見直してもらったり・・・苦労はあったものの、スピード感をもってニーズに応え、定番商品になったことで大きな達成感を得ました。
現在私は知的財産業務も兼任し特許申請を担っています。責任とやりがいはますます大きくなっています。
今後は若い人材の育成にも力を注ぎ、独自の技術で市場をリードしていくことが目標。
当社は休日も取りやすく、残業も少なめ。働きやすい職場で化学や機械、IT、デザインなど“得意”を発揮しませんか?
優しい先輩たちから機械操作を一から学び、
リサイクル社会の一翼を担う実感がやりがい
五井工場 / 2021年入社(中途)/専門学校卒
藤田 忍
Fujita Shinobu
動物関連の専門学校を卒業するも、家庭の事情で警備員として8年、船舶代理業で1年の社会人経験を積む。前職は土日の休みがなかったため、結婚を機に家庭とのバランスが取れる仕事を求め、スケジュールが立てやすくプライベートも充実できるデンカポリマーに入社。趣味はバスケットボールで、地域の友人と楽しんでいる。
入社前は「安定して働ける」という情報を得て、転職を決意。どのような現場なのか想像もつかず、右も左もわからない中で不安もありましたが、温和で親切な先輩方ばかりで、すぐ溶け込むことができました。
当社はシート状のプラスチックから型を抜いて食品容器をつくっていますが、その工程で必ず廃材が出ます。それを粉砕機によって砕いて溶かし、ペレット(粒状)に加工して再び原料に戻す工程に携わっています。
最初は機械の知識も操作方法もわからなかったので、先輩に一から学びました。入社して5か月目頃からは一人で機械の担当になりましたが、意外と体を動かすことが多く、夏場は特に暑くて大変です。ただ、会社から空調機能がついた作業服を支給してもらったり、職場改善を継続的に行っていただけているので助かっています。
自らの創意工夫でリサイクル社会に貢献できる実感が、日々のやりがいです。
当社は「多少の失敗は構わない」と挑戦心を鼓舞してくれ、成長を見守ってくれる大らかな風土です。今後は製造工程や機械の知識を深め、効率化のための施策を積極的に提案し、より良い職場へ進化させていけたらと思っています。
真面目にモノづくりに集中できる方は、共に働きましょう。
ゆったりとした田舎の風土で、
物流を担い製品をお客様に届ける
香取配送所 / 2016年入社(中途)/高等専門学校卒
斎藤 魁磁
Saitou Kaiji
高校卒業後は焼却場等で施設の管理や機材メンテナンスの仕事をしていたが、夜勤など勤務条件が合わず転職。プライベートを充実させたいと思い、福利厚生や通勤時間が合致したデンカポリマーに入社。配車作業を中心とした事務作業の一端を担う。趣味は映画鑑賞とボードゲームで、休日はDIYにも挑戦している。
食品容器を取り扱うデンカポリマーの中で、香取配送所は物流を担当する部門になります。
構内に隣接されている倉庫には14万ケース以上の商品が保管されており、各工場や全国の拠点を合わせると約30万ケースの在庫があります。スーパーの食品トレーやコンビニのお弁当容器、飲食店のオードブルケース、食品の梱包ラップまで、多種多様な品番を扱っています。その分、出荷量や納品先も多くなるため香取配送所だけでも、1日100台ほどのトラックが入出庫を行っています。
私はそのトラックの配車作業を主に仕事をしています。受注した伝票を方面別に仕分け、車両ごとの積載数と納品数を考慮して配送ルートを設定します。出荷量が多いため事前準備が重要となり、おおよその車両数を予想して必要な台数を運送会社へ依頼します。
入社当時は関東圏の地理もあまり把握しておらず、配送ルートのイメージが全くできていませんでした。優しい先輩方から配車業務を1つ1つ教えていただき、ミスをしても丁寧にサポートして頂きました。
少人数ということもあり、距離が近いので上司や部下の壁を感じることはありません。有給もとりやすく、プライベートとのバランスもとれた働きやすい環境だと思います。パソコン作業に慣れている方は特におすすめです。